毎日のスタンドアップ・ミーティング

〜チームを同期し、目標の認識強化〜

毎日のスタンドアップ・ミーティングとは

チームが集まって進行中の作業を障害などのも含めて包み隠さずに共有する。

完了したこととこれからすることをチーム内で振り返ります。

なぜ毎日のスタンドアップ・ミーティングを行うのか

チームで何が起こっているかについての簡単に共有する場を提供します。

障害に関する迅速なフィードバックと、透明性の維持、

ただ忙しくだけではなく、物事を成し遂げることに集中させます。

これは、チームの目標の認識強化であり、目標を達成するための新しいエネルギーをチームに注ぎ込む場となります。

どうやっておこなうのか

やり方

立った状態でチームが集まり、チームメンバーが一人一人順番に下記を発表していきます。

  1. チームがスプリントを終えるために、昨日何をしたか
  2. チームがスプリントを終えるために、今日何をするか
  3. チームの妨げになっていることは何か

時間は10分程度でよいでしょう。

注意点

あまり長い時間行わないようにする

立って行うのは時間が伸びないようにするためです。

あまり長い時間にならないように注意しましょう。

長くなりすぎる場合には何かが間違っているので見直してみましょう。

毎日決まった時間におこなう

毎日、決まった時間にしましょう。

決まった時間にすることでチームにリズムができます。

朝に行われることが多いですが、

決まった時間であれば何時でも構いません。

全員が参加する

原則的には全員参加が望ましいです。

全員が集まっていないとチームを同期することが難しくなります。

能動的に参加する

  • 誰かが困っていて、助けられそうならサポートを提案する
  • 誰かのタスクがその人だと1日かかるが、自分ならすぐ終えられそうなら肩代わりする

など、スプリント計画を達成するためにチームで一丸となって取り組むことが大切です。

そのためにも、自分の抱えているタスクや問題は包み隠さずオープンにしましょう。

議論はなるべくしないようにしよう

議論に発展しそうな内容が出た場合は

パーキングロットにおいておくか、

大切なことだった場合は別で時間をとって議論しましょう。

スタンドアップ・ミーティングではとりあえず課題(現象)を出すことが大切です。

出てきた課題は、メモしておき、

ふりかえり/retrospectivesなどの時に

原因などを追求しましょう。

参考資料

さいごに

文章の改善のため、フィードバックや質問などありましたら、こちらopen in new windowからお願いいたします。

Last Updated:
Contributors: Tomoya Suzuki